部品再利用でFF14最高画質快適のPCをでっち上げる

ベンチから記事がちょっと遅くなっちゃったんですけど
CPUのみ新調しました。
メイン機のi7-3770Kに引き続き、Ivy Bridge世代は2つ目ですね。

・構成
CPU:Intel Core i5-3470 ←18,000円
GPU:Sapphire Radeon HD 7770 ←購入当時12,000円ほど
M/B:ASUS P8H77-M ←購入当時9,000円ほど
メモリ:ElixirのDDR3-1600のやつ ←購入当時4,000円ほど
HDD:Seagateの2TBのやつ ←値段覚えてません。
ケース:SilverStoneのマイクロATXケース
電源:550Wのクロシコのやつ(箱も捨てちゃったのでよくわかりません)

新生FF14ベンチ
デスクトップ標準画質・1280×720 15839(非常に快適)
ffXIV_15389
デスクトップ最高画質・1920×1080 4937(快適)
FFXIV_4937

DQ10ベンチ
最高画質・1920×1080 9651(とても快適)
DQ10_9651

スコア的にはなかなかのものが出ます。
ただ、部分的にFF14の方が、ちょっと画面表示が乱れるシーンがあったり
FF11ベンチ(樽ベンチ)のチョコボの羽が一部変にテカっていたりと
描画的にはちょっと微妙な印象も受けます。
このへんはよく言われるRadeonのドライバ完成度の低さが原因でしょうか。
FF11は結構長い間Core 2 Duo+Geforce GT8800でやっていたんですが
GeForce系では、チョコボの羽は普通に表示されていたんですよね。
それ以前はRadeonだったんですが、このころどうだったかは…うーん。
ベンチソフトとは仕様変わってるかもしれませんしね。
これ2004年のベンチですし。

さすがIvy Bridgeは発熱も少なめです。
侍ZZでFF14最高設定ベンチ終了後でも50度台をキープできます。

・総括
とりあえず余り物でもいいので組もうと思い立ったのですが
今だと、もうワンランク上位の7790が(クロシコですけど)
1万円ちょっとで手に入る為、もう少し性能は上がりそうです。
もっと突き詰めれば割安にも出来ると思います。

FF14に関しては、吉田プロデューサーのインタビューによると
「現状の最高画質以上」の画質がPS4で可能ということですので
若干、専用機を組むのはコストパフォーマンスが悪い印象を受けますが。
PS4で必ずしもお目当てのPCゲームが全て遊べるとは限らないので
そういう意味では、ニッチ需要も考えれば「アリ」な選択肢だと思いますね。

DQ10ベンチも、週アスの似たようなスコアのPCは60fps張り付きらしいので
この構成でもかなり高fpsに期待できそうです。
もっともDQ10みたいなMMOで高fpsだからなんかいい事あるのか、というと
若干微妙な気もしますが。シューターならともかくね。

SilverStone SG-06

最近ちょっと忙し目になってしまったので、簡易的なレビューになります。
…とはいえこんな真昼間から更新してるわけですけどね。

Bettyの電源スイッチがいともあっさり逝ったのをきっかけとして
新しいITXケースにチャレンジしてみました。
電源非付属タイプで6000円強で購入できます。
http://www.silverstonetek.com/product.php?pid=227&area=jp
SilverStone社のページには電源付きモデルしか乗ってないみたい。

正面像
SG06_chassis
USB 3.0ポートが2つ。音声入出力端子もここに存在。
一見、オーディオ機器のようにも見えるデザインです。
アルミ製は正面だけで、後ろは普通にスチール製です。
なのでマザボ付属アンテナも普通に固定できます。ご安心ください。

電源入れると青いランプが点灯
電源とHDDがどっちも青なので、わかりにくい。
SG06_power_on
そしてよこの吸気口から光が漏れる。
SG06_light_leakage

ケース本体のサイズ
SG06_PS3CON_HIKAKU
PS3のコントローラと比べるとこのくらいのサイズ。
接地面積だとPS3より小さいです。さすがITXケース。

ケースファンは正面12インチのみ付属、吸気。比較的静かです。
冷却機能はエンコードを30分程度行なっても熱暴走はしませんでした。
ただ、グラボ搭載するならもうちょっと冷却機能欲しいかな?という印象。

拡張性
3.5インチと2.5インチのHDDが各1ずつ、スリムタイプ光学ドライブが1つ乗ります。
SSDにOSを、HDDをストレージに、BDも再生できるよ、みたいな
多目的で小型なPCを想定してるんでしょうね。きっと。

拡張カードは2スロット分確保されてます。
SG06_PCIE
このせいで微妙に幅が大きく、中の配線は余裕がもてます。
今はHDMIキャプチャボードがついてます。

電源ユニットとCPUクーラーの間は結構余裕があります
SG06_cpu_fan_power_unit_interference
侍ZZは苦しいけど手裏剣なら大丈夫そうな予感。
今回は韓国ThermoLab製LP53を使っています
五輪招致問題で印象の悪い人も多いと思いますが
お国とは関係なく、製品自体は悪くないです。ちゃんと冷えます。

問題点
モジュラータイプの電源だとケーブルと3.5インチベイと干渉する
SG06_power_unit_3dot5inch_case_interference
電源もSilverStone製なんですけど。それでこのザマですよ。

排気用のファンスロットがない
横のあなぼこにクーラー付けられないことも無いですが、美観を損ねますね。

しばらく使ってみて…
値段の割にはいいですが、入手性の悪いSFX電源が必要なこと
(購入時、電源付属のやつを買えば問題ないんですが)
また、モジュラー式だと相性が悪い(装着できないわけではないが…)ことなど
若干問題点はあると思います。
ITXケースなんてどれもそんなもんですし
ATX電源使えるケースだとITXのくせにかなりでっかくなって
それじゃITXの意味ないじゃん、って感じにもなりがちですけど。

致命的な問題はないですがちょっと問題点はありますし
なにより、「このケースでなければいけない」というところが弱いです。
Hframe Miniのように、全てを捨ててかっこ良さに振ってるわけでもなく
拡張性もそこそこ(2スロット拡張カードがつくのは魅力的ですが)とはいえ
メンテナンス時にも電源ユニットをネジで外す必要があるなど
(M/Bをいじるなら外すことが多いですから、あまり関係ありませんが…)
メンテ性もそこまでよくないです。

ちょっと、あえて人にすすめるにはあんまり強みがないかな。
ただ、内部はITXケースとしては余裕があって、まあ作業は楽です。
かといってサイズはよくあるITXケースのサイズに収まってますので
(ThinkCentre M72e Towerと比べると容積半分以下だと思う…)
簡単にいじれるケースが欲しい方には割といいかもしれません。
作りもそつのない感じで、大外れとはならないと思います。
デザインも、かっこいいかはともかくとして、近代的には見えます。

一応、自分の個体は精度はそんなに悪くなくパーツはぴっちり締まります。
SG06_awaseme_kirei
どんなにかっこいいケースでも工作精度が悪いとそれだけで萎えてしまうので
そこに関してはよかったです。